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加賀神社

出雲国風土記には、加賀神崎 (かかかんざき) の潜戸内にお祀りしてあった
のを後に、陸地に移転し潜戸大神宮 (くけどだいしんぐう) なり云々とあります。





祭神は主祭神キサカヒメの命、天照大御神 (あまてらすおおみかみ)、猿田彦命 (さるだひこのみこと) とイザナミの尊、後で合祀されたイザナギの尊を本社にお祀りしてあり、境内には、地区内の各所にお祀りしてあった神々を五社に同座して戴き年四回の祭事には氏子が心からお祭りしてい ます。



拝殿の外には「潜戸大神宮」の大きな額が掲げてあり拝殿内には港町として栄えたしるしに、大きな絵馬の額が掲げてあります。

【拝殿内掲げられたむ大きな巨大な絵馬】


毎年の例祭はもとより二十年毎の遷宮の時は、御神体のおみこしをかつぎお守りしています。
潜戸より陸地にお迎えした時の行事が二十年毎の遷宮の翌日「曳舟神事 (ひきふねしんじ)」として残されています。
普段は神殿の下に格納されている舟を、色あざやかに化粧し四方に竹を立て、しめなわを張り神様が見えないように幕を張りめぐ らします。白粉頬紅で化粧し派手な長橋祥に赤たすき、自のパッチにわらじばき姿の地区の氏子の若者が総出で太鼓の音、三味線の音色に合せて伊勢音頭を唄いながらチョーサァチョーサァと地区内を練り歩く様子は明るくはなやいだ本当に神様をお迎えするにふさわしい雰囲気の行事です。このような行事は他には稀と思われます。

【平成 12 年の曳舟神事の様子】